@article{oai:sakushin-u.repo.nii.ac.jp:00001382, author = {若林, 風佳 and 高浜, 浩二 and Wakabayashi, Fuka and Takahama, Kohji}, issue = {13}, journal = {作大論集, Sakushin Gakuin University Bulletin}, month = {Aug}, note = {本研究では、英単語学習に困難さのある3名の自閉スペクトラム症児に、英単語の文字から英単語の読み表出をする課題と、音素文字から音素を発音する課題、英単語の読みから英単語を構成する課題によって、(1)日本語意味(絵)―英単語読み(音声)―英単語書字(文字)の刺激間において等価性が成立するか、(2)未訓練の英単語に対する書字への派生的効果が成立するかを検討した。 その結果、英単語の文字から英単語の読み表出をする課題と、音素文字から音素を発音する課題、英単語の読みから英単語を構成する課題によるトレーニングによって、日本語意味―英単語読み―英単語書字の刺激間関係が成立することが示唆された。また、C児では、未訓練の英単語に対する書字の派生的効果が成立することが示唆された。 これらのことから、英単語の読みから英単語を構成する構成見本合わせ課題によって、文字への注目を促し、単語を構成する文字に対する弁別が促進されたと考えられる。さらに、音素と音素文字との対応関係の学習が、未訓練の英単語書字への派生的効果を促進したと考えられる。今後の課題として、音素文字の弁別訓練の導入の検討やホールワード学習と音素の学習の効果の検討が必要であると考える。}, pages = {69--82}, title = {自閉スペクトラム症児に対する音素に基づく構成反応見本合わせ法が英単語の読み書きに与える効果}, year = {2021}, yomi = {ワカバヤシ フウカ and タカハマ コウジ} }