@article{oai:sakushin-u.repo.nii.ac.jp:00000885, author = {山﨑, 敦俊 and Yamazaki, Atsutoshi}, issue = {18}, journal = {作新経営論集, SAKUSHIN BUSINESS REVIEW}, month = {Mar}, note = {本研究は、英国の地方公共団体における会計制度および行政評価制度の特質について考察するこ とを目的とし、その考察に際しては、わが国の公会計システムを意識しながら両国を比較する視座 に立ち、そこから英国の公会計において優位する事項を取り上げ、わが国の適正な公会計改革に資 する事項を考察したものである。 考察の結果、英国政府においては、行政運営の効率化を図るための行政執行部門のエージェンシ ー化並びにPFI(Private Finance Initiative)の導入などNew Public Managementの手法を採用し た行政運営が行われており、管理手法の効率的かつ合理的な施行を目的とした監査の実施に向けて、 その項目の中に「合法性」並びに「正確性」という伝統的な監査に加えて、「経済資源の適正な利用」 に主眼を置いた「経済性」、「効率性」、「有効性」についてのVFM(value for money)監査が実施 されていることも重要な項目として挙げられる。 これらを基に、わが国の公会計改革に資する提案として、アウトプット集合単位による予算書作 成を行うことが必要であると同時に、財政における適正な資金繰りを明らかにするための計算書類 として「キャッシュ・フロー計算書」の導入と、予算を基にした財政活動の適正化をチェックする ための指標として「資源使用結果報告書」の作成も必要であるという結論を導き出し、本論文の知 見としたものである。}, pages = {175--189}, title = {英国の地方公共団体における会計および行政評価に関する研究}, year = {2009}, yomi = {ヤマザキ, アツトシ} }